浜田市議会 > 2019-02-19 >
02月19日-01号

  • 児童虐待 松山市議会(/)
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  1. 浜田市議会 2019-02-19
    02月19日-01号


    取得元: 浜田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    平成31年 3月定例会        平成31年3月浜田市議会定例会会議録(第1号)1. 日  時  平成31年2月19日(火)午前9時58分開会2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番  三  浦  大  紀           2番  沖  田  真  治 3番  西  川  真  午           4番  村  武  ま ゆ み 5番  川  上  幾  雄           6番  柳  楽  真 智 子 7番  串  崎  利  行           8番  小  川  稔  宏 9番  野  藤     薫          10番  上  野     茂11番  飛  野  弘  二          12番  笹  田     卓13番  布  施  賢  司          14番  岡  本  正  友15番  芦  谷  英  夫          16番  永  見  利  久17番  佐 々 木  豊  治          18番  道  下  文  男19番  田  畑  敬  二          20番  西  田  清  久21番  澁  谷  幹  雄          22番  川  神  裕  司23番  西  村     健          24番  牛  尾     昭        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      久保田 章 市          副市長     近 重 哲 夫教育長     石 本 一 夫          金城自治区長  内 藤 大 拙旭自治区長   岩 谷 欣 吾          弥栄自治区長  熊 谷 富 雄三隅自治区長  中 島 良 二          総務部長    砂 川   明地域政策部長  岡 田 泰 宏          財務部長    宮 崎 良 一健康福祉部長  前 木 俊 昭          市民生活部長  斗 光 秀 基産業経済部長  田 村 洋 二          産業経済部参事 湯 淺   淳都市建設部長  石 田 満 弘          教育部長    佐々木 秀 樹消防長     佐々木 和 文          上下水道部長  河 野 正 雄金城支所長   吉 永 靖 司          旭支所長    塚 田 民 也弥栄支所長   河 上 孝 博          三隅支所長   斎 藤 友 昭市長公室長   佐々木 俊 幸          総務課長    山 根 隆 志財政課長    草 刈 健 司        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    小 川 克 巳          次長      篠 原   修議事係長    新 開 智 子        ────────────────────────── 議事日程(第1号)第1        会議録署名議員の指名について第2        会期の決定について第3        諸般の報告第4        施政方針及び教育方針表明   市長提出議案(説明)第5 議案第 1号 浜田市ケーブルテレビ施設条例の一部を改正する条例について第6 議案第 2号 浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例について第7 議案第 3号 浜田市手数料条例の一部を改正する条例について第8 議案第 4号 浜田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について第9 議案第 5号 浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例について第10 議案第 6号 浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第11 議案第 7号 浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について第12 議案第 8号 浜田市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例について第13 議案第 9号 浜田市廃棄物の処理及び清掃等に関する条例の一部を改正する条例について第14 議案第10号 浜田市地域集会施設等条例の一部を改正する条例について第15 議案第11号 浜田市火災予防条例の一部を改正する条例について第16 議案第12号 浜田市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について第17 議案第13号 浜田市水道事業審議会条例の制定について第18 議案第14号 浜田市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について第19 議案第15号 指定管理者の指定について(浜田市美又温泉国民保養センター)第20 議案第16号 浜田市過疎地域自立促進計画の変更について第21 議案第17号 平成30年度浜田市一般会計補正予算(第5号)第22 議案第18号 平成30年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第23 議案第19号 平成30年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)第24 議案第20号 平成30年度浜田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第25 議案第21号 平成30年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)第26 議案第22号 平成30年度浜田市水道事業会計補正予算(第2号)第27 議案第23号 平成31年度浜田市一般会計予算第28 議案第24号 平成31年度浜田市国民健康保険特別会計予算第29 議案第25号 平成31年度浜田市駐車場事業特別会計予算第30 議案第26号 平成31年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算第31 議案第27号 平成31年度浜田市公共下水道事業特別会計予算第32 議案第28号 平成31年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算第33 議案第29号 平成31年度浜田市漁業集落排水事業特別会計予算第34 議案第30号 平成31年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算第35 議案第31号 平成31年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算第36 議案第32号 平成31年度浜田市水道事業会計予算第37 議案第33号 平成31年度浜田市工業用水道事業会計予算第38 同意第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第1号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前9時58分 開会 ○議長(川神裕司) 皆さんおはようございます。 ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより平成31年3月浜田市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。            午前9時58分 開議 ○議長(川神裕司) 本日の議事日程は配付しておりますので、朗読は省略します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題といたします。 会議規則第82条の規定により、13番布施賢司議員、14番岡本正友議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りします。今定例会の会期は、本日から3月12日までの22日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。会期は22日間と決定いたしました。 なお、会期中の会議予定は配付しておりますので、ご了承をお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第3、諸般の報告をします。 報告第1号から報告第3号までの3件について専決処分の報告がありました。また、先般開催いたしました議員研修会にかかわる議員派遣報告があります。それぞれの写しを配付しておりますので、ご了承ください。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第4、施政方針及び教育方針表明です。 市長及び教育長より発言を求められておりますので、順次これを許可します。市長。            〔久保田章市市長 登壇〕 ◎市長(久保田章市) 平成31年3月浜田市議会定例会の開会に当たり、平成31年度当初予算を初めとする諸議案の説明に先立ちまして、今後の市政運営に関する所信を申し述べ、議員並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 本任期におきましては、第1に産業振興と中小事業者支援、第2に少子化対策と子育て支援、第3に福祉の充実と市民負担の軽減、第4にふるさと郷育と歴史文化の継承、第5に中山間地域の諸課題への対応、第6に防災・減災対策、第7に行財政改革の、以上七つを重点政策として推進しております。 そのほかにも、開府400年に向けた取り組み、自治区制度、東京オリンピック・パラリンピック対応、観光における広域連携の四つについて、重要事項として取り組んでおります。 加えて、本年は浜田開府400年の記念すべき年であります。浜田の歴史や文化を振り返り、郷土への愛着と誇りを高め、次の100年を担う世代に継承できるよう、全市を挙げて盛り上げたいと考えております。 それでは、平成31年度の施策につきまして、第2次浜田市総合振興計画の七つのまちづくりの大綱に沿って、主な事項を説明いたします。 なお、本年5月からは、新天皇のご即位に伴い新たな元号になりますが、施政方針におきましては、元号を全て平成として統一して申し述べさせていただきます。 大綱の一つ目、活力のある産業を育て雇用をつくるまちにつきましては、6点について申し上げます。 1点目は、水産業の振興についてであります。 高度衛生管理型荷さばき所につきましては、第1期工事として、まき網用の7号荷さばき所の建設工事に着手いたしました。平成31年度は、この工事を着実に進めるとともに、第2期工事となる沖合底曳網用の4号荷さばき所の整備に向け、設計業務を実施してまいります。 公設水産物仲買売場につきましては、しまねお魚センターの購入依頼により、移転先として検討することといたしました。この施設は、水産業関係者等で構成する検討委員会において、浜田漁港エリアの将来ビジョンについて協議いただく予定であり、その意見を参考に、にぎわいづくりの拠点として整備してまいります。 瀬戸ケ島埋立地につきましては、新たな水産加工事業の核となる企業を探してまいりましたが、現時点では事業者は見つかっておりません。しかしながら、企業訪問を行う中で、陸上養殖についてご興味をお持ちの企業がありました。いましばらく時間をいただいて対応したいと考えております。 水産物の魚価向上、販路拡大につきましては、引き続き山陰浜田港の認知度向上を図るとともに、浜田港四季のお魚や、沖獲れ一番、どんちっち三魚のブランド展開を推進してまいります。 2点目に、農林業の振興についてであります。 まず、浜田の顔となる三つの振興作物についてであります。 大粒ブドウについては、引き続きリースハウス事業の導入により栽培面積の拡大を進め、赤梨については園地継承や園地維持のための補植を推進し、西条柿については引き続き施設等の整備を行ってまいります。 農地の利活用と集落ぐるみでの地域農業の推進につきましては、課題の畦畔の草刈り作業を軽減するため、センチピードグラスの吹き付け面積の拡大に努めます。また、集落営農の組織化、法人化に向けた支援を、島根県と連携を図り推進してまいります。あわせて、ふるさと農業研修生の受け入れを推進するとともに、農業委員会や農地中間管理機構と連携を図り、担い手の確保に努め、農地の保全を推進してまいります。 イノシシ等の有害鳥獣対策につきましては、広域的な防護柵の設置に取り組むなど、効果的な対策を講じてまいります。 畜産振興につきましては、本年4月に三隅町で畜産法人が牧場を開設する予定となっており、優良乳用牛導入に対する支援等を行ってまいります。 大規模農業の推進につきましては、元谷団地に進出したトマト生産法人が、昨年10月に初出荷を行いました。平成31年度には、20棟全てのハウスにおいて本格出荷する予定であり、市の新たな主要農作物となるよう支援してまいります。 林業の振興につきましては、平成31年度は、もうかる林業をさらに進めるため、森林環境譲与税を活用し、森林整備と集約化を進めるとともに、浜田市産木材の利用促進、林業従事者の人材育成、森林環境教育に努めてまいります。 3点目に、商工業の振興についてであります。 事業承継につきましては、市内事業者の相談窓口となる浜田事業承継サポート窓口を、昨年5月に浜田商工会議所と石央商工会に開設いたしました。相談件数も増えてきており、今後実績につながってくるものと期待しております。平成31年度は、地域おこし協力隊制度を活用し、後継者不在の事業所とのマッチングに取り組んでまいります。 浜田産品の販路拡大につきましては、新規開拓先の確保に取り組み、昨年末には、大阪の中心地で山陰浜田港で水揚げされた魚介類を主体とする飲食店のオープンにもつながりました。平成31年度は、これまでの関東や関西、山陽方面などに加え、海外への販路拡大にも取り組んでまいります。 ふるさと寄附につきましては、国の指導により返礼品が全国一律の条件に統一され、自治体間の競争条件が整うものと考えております。引き続き、市内事業者と一緒になって、ふるさと寄附のさらなる推進に取り組んでまいります。 商店街の活性化につきましては、BUY浜田昼市を昨年4月と10月の2回開催し、商店街のにぎわいを創出するとともに、各自治区の特色ある地元産品を広くPRする機会にもなりました。また、大学生と市民の交流の場であるまちなかキャンパスも同時に開催し、会場は大いににぎわいました。平成31年度も引き続き島根県立大学生や商店街の皆さんと協力して、BUY浜田昼市を開催してまいります。 4点目に、浜田港を生かした産業振興についてであります。 昨年3月末に、山陰自動車道と浜田港を結ぶ臨港道路福井4号線が開通し、本年1月9日には島根県が整備したガントリークレーンが供用開始するなど、浜田港の機能強化が進んでおります。引き続き、港湾計画に基づき、着実に浜田港の整備が促進されるよう、国、県や関係機関へ働きかけてまいります。 また、1月15日から、新たな船会社によるコンテナ船の寄港が始まり、韓国釜山港との週2便化が実現しました。これらを追い風として、より一層の集荷に取り組んでまいります。 クルーズ船誘致につきましては、昨年初の外国船籍の大型クルーズ船コスタ・ネオロマンチカが3回寄港し、本年も2回の寄港が決定しております。今後も島根県や周辺市町、関係団体と連携し、受け入れ態勢に取り組んでまいります。 5点目に、観光・交流の推進についてであります。 本年は、いよいよ開府400年祭の年であります。歴史文化の再認識と次世代への継承、交流人口、関係人口の拡大を柱に、ふるさと浜田の歴史を振り返るとともに、今後のまちづくりを考える機会にしたいと考えております。 記念事業としましては、4月の石州浜っ子春まつりの大名行列をスタートと位置付け、6月の開運!なんでも鑑定団の公開収録、8月の石州浜っ子夏まつりの花火大会、10月には浜田開府400年祭記念式典と市民参加による創作ミュージカルの上演、そして来年3月には、仮称北前船寄港地フォーラムin浜田の開催など、1年を通じてさまざまな事業を予定しております。交流都市や団体とのこれまでのご縁に感謝するとともに、多くの市民の皆さんと一緒に開府400年祭を盛り上げてまいりたいと思います。 石見神楽につきましては、日本遺産認定を目指し、本市が中心となって取りまとめを行い、本年1月に、石見9市町連名で文化庁に申請書を提出しました。また、来年の東京2020オリンピック・パラリンピックの開催期間中に東京都内で公演できるよう、関係機関に働きかけてまいります。 インバウンド対策につきましては、クルーズ船で来られた外国人観光客の声などから、石見神楽が一番の誘客手段になり得るとの手応えを感じております。平成31年度は、石見神楽を活用する戦略に取り組んでまいります。 次に、萩・石見空港の利用促進についてであります。 昨年は、地元中学校2校で修学旅行での利用がありました。平成31年度は、引き続き地元中学校の修学旅行での利用を推進するとともに、島根県や圏域市町と連携して、市独自の補助事業も活用しながら、首都圏からの観光誘致などに取り組んでまいります。 6点目に、企業立地と雇用の確保についてであります。 平成31年度は、企業誘致で課題となっている用地不足を解消するため、用地の先行取得に着手いたします。 雇用の確保につきましては、昨年開設したウエブサイト働こう@浜田に地元企業32社の情報を掲載し、好評を得ております。平成31年度は、大学生などに向けた地元企業の魅力やUIターンに関する情報を大手動画サイトやSNSで発信してまいります。 昨年4月には、広島市場開拓室と広島PRセンターを統合して広島事務所を開設し、産業振興と観光交流の推進体制の連携強化を図りました。引き続き、販路開拓や企業誘致に取り組んでまいります。 大綱の二つ目、健康で生き生きと暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、子どもを安心して産み育てる環境づくりについてであります。 平成31年度から、保育所業務と幼稚園業務の一元的な管理を行い、子育てを支援する体制の充実を図ってまいります。昨年11月には、次期浜田市子ども・子育て支援事業計画の策定のため、子ども・子育て支援専門部会を設置いたしました。この部会において、子育て支援センターすくすくの建て替え場所についても検討していただき、できるだけ早い時期に建設地を決定したいと考えております。 子ども医療費助成につきましては、昨年10月から就学前児童の医療費を無料といたしました。本年10月からは、国において保育料の無償化が実施される予定となっており、今後とも国の支援策も活用しつつ、子育て家庭の経済的負担の軽減に取り組んでまいります。 また、産後鬱の予防や新生児への虐待予防等を図る観点から、新たに出産後間もない時期の産婦に対する健康診査費用の助成を実施いたします。産後の初期段階における母子に対する支援を強化し、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行ってまいります。 2点目に、高齢者福祉の充実についてであります。 高齢者の元気づくりに向けて、サロンなどの通いの場を増やし、体操などの軽運動の普及に引き続き取り組んでまいります。 課題となる認知症対策につきましては、認知症カフェやサポーター養成講座を通じて、正しい知識の普及啓発を進めるとともに、認知症を早期に発見し、速やかに適切な医療、介護へつなげるための取り組みを進めてまいります。 また、高齢者の権利擁護につきましては、市民後見人養成研修による人材育成や、市民講座等による周知啓発に取り組んでまいります。 なお、平成30年度に開始した敬老入浴券贈呈事業につきましては、健康維持増進のため、平成31年度も引き続き実施いたします。 3点目に、障がい者福祉と地域福祉の充実についてであります。 障がい者福祉の充実につきましては、昨年7月に施行しました浜田市障がいのある人もない人も共に生きることができるまちづくり条例に基づき、障がいのある人への差別的扱いをなくす取り組みを推進してまいります。 また、障がい者の外出支援を目的とした障がい者タクシー等利用助成のバス券、タクシー券につきましては、敬老乗車券と統合し、助成額を増額いたします。 地域福祉の充実につきましては、仕事や生活に困っておられる方の相談全般に応じ、社会福祉協議会や民生児童委員などと連携し、自立した生活に向けた支援を行ってまいります。 4点目に、医療体制の充実と健康づくりの推進についてであります。 医療体制の充実につきましては、引き続き、将来の医療を担う人材を増やすことを目的に、中高生と医学生、看護学生、医療従事者との交流会を開催するほか、診療所における研修医の受け入れを推進してまいります。また、新たに浜田市医師会と浜田医療センターに医療従事者のための宿舎を無償で貸与するなど、医療従事者の確保に取り組んでまいります。 健康づくりの推進につきましては、新たに市民一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組むよう、はまだ健康チャレンジ事業を実施いたします。1日8,000歩を目標に歩こう運動を盛り上げ、生活習慣病の予防や介護予防、心の健康づくりにつなげてまいります。 大綱の三つ目、夢を持ち郷土を愛する人を育むまちにつきましては、3点について申し上げます。 1点目は、学校教育施設の充実についてであります。 幼稚園、小・中学校の夏の暑さ対策として、国の交付金を活用し、平成31年度中に普通教室へのエアコン設置を完了するよう取り組んでまいります。 2点目に、生涯スポーツの振興についてであります。 先ほど申し上げましたはまだ健康チャレンジ事業とも連携し、軽スポーツ活動を推進し、市内スポーツ施設の利活用を図ることで、生きがいづくり、健康づくりに取り組んでまいります。 スポーツ施設の適正な配置及び整備計画につきましては、浜田市スポーツ推進審議会の答申を踏まえ、平成31年度に具体的に検討してまいります。特に、浜田市東公園のスポーツ施設につきましては、県立施設誘致の可能性を探るとともに、現状維持、移設など幾つかのパターンを想定し、今後、利用団体や市民の皆さんの意見、そして財政面も考慮し、計画を検討してまいります。 3点目に、浜田城周辺整備についてであります。 浜田城周辺整備につきましては、本年10月までに城山公園整備の完了を目指し、平成31年度中には進入路整備工事を含む全ての整備を完了いたします。御便殿につきましては、浜田城北前船関係展示紹介施設として、本年10月の開館を目指して整備いたします。また、この名称につきましては、浜田城資料館建設期成同盟会や御便殿活用検討会議からご提案いただいたことを踏まえ、浜田城資料館とすることといたしました。なお、仮称浜田歴史資料館につきましては、検討組織を立ち上げ、その必要性、そして必要となった場合、場所、建設費、運営費などを検討し、秋ごろまでに一定の方向性を出したいと思います。以上、教育について重点的な取り組みを述べましたが、教育方針につきましては、後ほど教育長から申し述べます。 大綱の四つ目、自然環境を守り生かすまちにつきましては、3点について申し上げます。 1点目に、環境部門の最上位計画となる浜田市環境基本計画の策定であります。 これは、自然環境を守り生かすまちを実現するために更新するもので、平成32年度から平成41年度までの計画を策定してまいります。 2点目は、地球温暖化対策の推進についてであります。 これまでの浜田市地域省エネルギービジョン、浜田市地域新エネルギービジョン、浜田市地球温暖化対策推進計画を一本化し、平成31年3月に、新たに浜田市地球温暖化対策実行計画を策定いたします。計画期間は、平成31年度から平成42年度とし、市民、事業者、各種団体と連携し、地球温暖化対策を推進してまいります。 3点目は、ごみ分別方法の簡素化についてであります。 昨年4月から、廃プラスチック類を燃やせないごみから燃やせるごみに変更しました。市民の皆さんからは、ごみ分別が簡単になったと好評の声をいただいております。引き続き、ごみ分別による資源化、減量化に取り組んでまいります。 大綱の五つ目、生活基盤が整った快適に暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目の道路網の整備についてであります。 山陰道につきましては、平成28年12月の浜田三隅道路の完成に続き、現在、三隅益田道路の工事が進められております。この早期完成を、引き続き国へ要望してまいります。 また、浜田道につきましては、大朝旭インターチェンジ間がチェーン規制区間に指定されました。これは、気象庁が特別警報や緊急発表をするような豪雪が予想される際に発動されますが、風評被害による利用者の減少が懸念されます。抜本的な解決策である4車線化を国へ強く要望してまいります。 2点目は、公共交通の充実についてであります。 新たに策定しました第2次浜田市地域公共交通再編計画に基づき、各地域の特性に応じた公共交通体系の再構築に取り組んでまいります。 また、好評をいただいております敬老乗車券交付事業については、福祉施策との融合や中山間地域にお住まいの方への購入上限の上乗せなど、制度のさらなる充実を図ってまいります。 3点目に、浜田駅周辺整備についてであります。 君市踏切の改良につきましては、踏切の位置を浜田駅側に約40メートル移設して拡幅し、あわせて浜田駅南北地区を結ぶ道路を整備するものであります。平成31年度には、JR委託工事、踏切北側の道路工事に着手し、平成33年度中の供用開始を目指します。 また、浜田駅駅前広場の整備につきましては、浜田ステーションホテルの建て替えに合わせて広場の面積を広げ、バス、タクシー乗り場及び一般乗降場所の再配置や交差点の形状変更を行うものです。平成31年度は、用地取得と広場整備工事に取り組み、年度内の工事完了を目指します。 4点目に、上下水道整備についてであります。 水道事業につきましては、昨年4月に簡易水道事業を上水道事業へ統合し、平成32年10月からの市内全域の水道料金統一へ向け、昨年10月1日から段階的な料金改定を実施しております。この料金改定に当たりましては、3カ年の激変緩和措置を講じ、市民の皆さんの負担が極力軽減されるよう努めております。 水道施設の更新につきましては、平成31年度中に、管路及び施設全体の更新計画を策定します。特に、市街地の管路更新については、平成31年度から3カ年を集中整備期間として、基幹管路の耐震化を実施してまいります。 下水道事業の推進につきましては、未着手の市街地での整備のうち駅前周辺地区を最優先として、平成32年度の事業着手に向け、都市計画決定や事業認可の法的手続の準備を進めてまいります。 大綱の六つ目、安全で安心して暮らせるまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、災害に強いまちづくりについてであります。 住民への情報周知手段につきましては、防災行政無線屋外拡声子機の増設のほか、市内の河川5カ所に新たに設置した監視カメラの映像配信など、充実に努めてまいります。 地震津波対策につきましては、新しい津波ハザードマップを全世帯に配布し、今後防災講座等を通じて周知啓発を行ってまいります。 土砂災害対策につきましては、本年4月に島根県が本市の土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンを指定しますので、市民への周知を図り、またあわせて区域内での住宅補強に対し新たな補助事業を創設し、支援してまいります。 地域防災力の向上につきましては、新たに防災まちづくり推進事業を立ち上げ、自主防災組織の未整備地区に対して、これまで以上にかかわりを持ち、活動支援や助成を行ってまいります。 2点目に、防犯交通安全対策についてであります。 防犯対策については、昨年、ふるさと納税型クラウドファンディングによる防犯カメラ増設プロジェクトに取り組み、全国の皆様から目標金額を上回る寄附をいただき、当初予定していた10台を大きく上回る26台の防犯カメラを設置できることとなりました。なお、防犯カメラの設置につきましては地元要望の多いことから、平成31年度は、地域づくり振興事業の補助メニューに追加し、さらなる設置に向けて取り組んでまいります。 交通安全対策につきましては、引き続き交通事故ゼロを目指すとともに、市内を多く巡回するスクールバスや生活路線バス等へのドライブレコーダーの設置を進め、防犯対策にも役立ててまいります。 3点目に、米軍機騒音問題につきましては、厚木基地から岩国基地への艦載機移駐が完了し、騒音被害が増加することが懸念されます。引き続き、島根県や関係市町と一緒になって、外務省、防衛省に対して飛行訓練の中止などの要望を行ってまいります。 4点目に、消防救急体制の充実であります。 昨年11月に、中国電力三隅発電所2号機の建設工事が開始されたことにより、管内人口の増加が見込まれます。西部消防署を2係体制に強化するとともに、浜田消防署へ救助係を新設するなど、機構改革を行い、引き続き出動態勢の強化を図ります。 また、救急出動件数が2年連続で3,000件を超える状況の中、救急隊員の資質向上はもとより、引き続きまちかど救急ステーション認定制度の推進や、AEDの設置促進に取り組んでまいります。 近年、全国で大規模な自然災害が頻発し、地域防災力の強化が求められており、消防団の充実強化が必要であります。本年7月には島根県消防操法大会が本市で開催されますので、これを機会に、消防団員の入団促進や活動の機運向上に努めてまいります。 大綱の七つ目、協働による持続可能なまちにつきましては、4点について申し上げます。 1点目は、地域コミュニティの形成についてであります。 住民自治の推進につきましては、引き続き地区まちづくり推進委員会の組織化や活動支援に取り組んでまいります。 まちづくり総合交付金につきましては、課題解決特別事業の交付金の上限の引き上げなど、一部見直しを行い、制度の拡充を図ってまいります。 また、住民自治を推進する仕組みの一つとして、公民館のコミュニティセンター化を目指すこととし、地域や公民館の意見を伺いながら、公民館機能の充実を図り、まちづくりの拠点として強化する取り組みを進めてまいります。 2点目のUIターン者の定住支援につきましては、昨年配置した定住相談員を中心に、相談機能を強化するとともに、浜田deしごと合宿インターンシップ事業での就職支援など、関係機関と連携して取り組んでまいります。 シングルペアレント就労人材育成事業につきましては、全国のひとり親移住支援に取り組む自治体と連携し、就労人材の確保に引き続き取り組んでまいります。 また、将来的な定住が期待できる地域おこし協力隊についても、積極的な活用を目指してまいります。 3点目に、大学等高等教育機関との連携についてであります。 島根県立大学浜田キャンパスにおける地域系に特化した学部、学科増設の要望につきましては、昨年10月に島根県議会において要望内容が盛り込まれた中期目標が可決され、現在は平成33年度の学部改変に向けて検討が進められております。島根県立大学支援協議会のこれまでの活動が実を結ぶものであり、実現することを期待しております。 4点目に、人権を尊重するまちづくりと男女共同参画社会の推進についてであります。 浜田市人権教育・啓発推進基本計画、浜田市男女共同参画推進計画に基づき、一人ひとりが人権尊重の意識を持って行動できる社会の実現と男女それぞれが持てる能力を十分に発揮できる社会の実現に向け、引き続き取り組んでまいります。以上、七つのまちづくり大綱に沿って、主な事項を説明いたしました。 次に、自治区別の計画について説明いたします。 金城自治区におきましては、農業と観光を核としたまちづくりに取り組んでまいります。 農業振興につきましては、新開や元谷の大規模営農団地への企業参入を支援するとともに、新たな新規就農者の確保に努めてまいります。また、人口減少や高齢化に伴い拡大する耕作放棄地等の地域農業にかかわる諸課題に対して、地域提案型農業総合対策事業により支援してまいります。 観光振興につきましては、平成31年度から、リフレパークきんたの里、美又温泉国民保養センターにそれぞれ新たな指定管理者が参入することになりました。今後、食材の提供や関連施設との連携などを通して、地域の活性化や産業振興につながることを期待しております。 旭自治区におきましては、引き続き農地保全と農業振興、旭インターチェンジを玄関口とした観光交流人口の拡大に取り組んでまいります。 農地保全につきましては、将来にわたる集落ぐるみで守るべき農地の明確化に取り組みます。 また、組み合わせ作物であるアスパラガスの栽培を推進することで、農業振興につなげるとともに、本年1月に設立した農事組合法人による地域ブランド米、坂本米の生産拡大に向けた支援に取り組み、もうかる農業の実現を目指します。 観光交流人口の拡大につきましては、山陽方面からの玄関口となる旭温泉の活性化に重点を置き、温泉組合と連携し、地元食材、石見神楽などを盛り込んだ体験宿泊型パックをメインに取り組んでまいります。 弥栄自治区は、引き続き農業生産と加工、観光交流人口の拡大に取り組んでまいります。 農業生産につきましては、持続的な農業への仕組みづくりとして、センチピートグラスの吹き付けなど、農作業の省力化を進めてまいります。野菜生産につきましては、弥栄野菜生産者協議会を中心に、有機野菜の生産拡大や、省力化に向けた共同出荷への取り組みを推進してまいります。 農作物の加工につきましては、米、野菜、シイタケを中心に、農産品の6次産業化を推進し、イノシシ肉につきましては、地域おこし協力隊を中心に販路拡大を図ってまいります。 観光交流人口の拡大につきましては、昨年台風のため中止しましたウルトラマラニックを本年2回目として実施いたします。なお、ふるさと体験村につきましては、現在機能ごとに活用の方向性を検討しております。事業形態や体験メニューの体系化などの課題もあるため、3月までとしておりました休止期間を延長して、さらに議論を深めてまいります。 三隅自治区につきましては、石州和紙や西条柿などの地域資源を活用した産業振興、住民主体の地域づくり、三隅発電所2号機建設に向けた取り組みを進めてまいります。 石州和紙につきましては、技術の継承や後継者の確保、原紙、加工品の販売開拓、用途拡大に向けて、引き続き取り組んでまいります。また、原材料となる地元産コウゾが不足してることから、生産の維持拡大に努めてまいります。また、ユネスコ無形文化遺産登録から10年目を迎えるため、石州和紙会館において歴史民俗資料館に収蔵しております昔の和紙道具を展示し、石州和紙の歴史や魅力の発信に努めてまいります。 西条柿につきましては、整備したかん水施設等を活用し、品質の向上や生産量の増加等につながるよう支援してまいります。 三隅発電所2号機の建設につきましては、引き続き商工団体と連携し、工事や物品、サービスにおいて少しでも多くの地元事業者が活用されるよう取り組んでまいります。また、作業従事者の宿舎については、現在三隅自治区に3カ所決定しておりますが、引き続き空き地の情報提供や空き家の確保等に努めてまいります。さらに、工事車両が増えることにより、交通安全対策等にも取り組んでまいります。以上、各自治区別の計画について説明いたしました。 次に、本市にとって重要な課題であります中山間地域対策と自治区制度について申し上げます。 まず、中山間地域対策につきましては、関係部署を横断する組織として設置しました中山間地域活性化プロジェクトチームにおいて、重点課題の整理に取り組んでまいりました。平成31年度は、特に地域コミュニティのあり方、移動手段の確保支援、地域の草刈り負担軽減の三つのテーマについて対策を進めてまいります。なお、中山間地域の課題は多いことから、引き続き当チームにおいて課題解決に向けた検討を進めてまいります。 次に、自治区制度についてであります。 現在、方針のたたき台をもとに、地域からのご意見を伺い、最終案を作成してるところであります。本年9月議会までに市民の皆さんに理解をいただける制度となるよう努めてまいります。 次に、健全な市政運営に向けた取り組みについて申し上げます。 行財政改革につきましては、引き続き浜田市行財政改革実施計画及び浜田市第1期公共施設再配置実施計画を着実に実行してまいります。特に平成31年度は、次の3点について力を入れて取り組んでまいります。 1点目は、適正で効率的な組織体制の構築であります。 平成30年度に策定しました定員適正化計画の着実な実行と、事務事業評価の結果を踏まえた業務の削減や効率化に取り組みます。 2点目は、関連施設支援室の設置であります。 この支援室では、地方公社等に関する指針の見直しや、市が大きく関与する第三セクター等の施設について、経営改善に向けた支援に取り組んでまいります。 3点目は、遊休財産の売却であります。 浜田市市有財産売却計画に基づき、引き続き売却を進めてまいります。 次に、平成31年度当初予算案についてであります。 平成31年度予算の編成に当たっては、国による地方創生の取り組みが継続して進む中、総合振興計画及び総合戦略に沿って、主要事業の予算の確保に努めております。 ハード事業では、引き続き浜田駅周辺整備事業や高度衛生管理型荷さばき所の整備に取り組みます。 ソフト事業では、はまだ健康チャレンジ事業のほか、地域おこし協力隊を活用した後継者等人材育成事業、地域産業担い手育成事業など、新たな事業にも取り組みます。 一方で、行財政改革実施計画に盛り込んだ効果額を踏まえつつ、事務事業評価結果も反映し、事務事業の見直しにも取り組んでおります。 こうしたことから、一般会計の予算規模は387億3,000万円、平成30年度当初予算と比較して、金額で7億2,000万円の減、率にして1.8%の減となりました。今後は、中期財政計画及び見通しでお示ししましたように、行財政改革の取り組みを加速することにより、将来に責任ある持続可能な財政運営を実現してまいります。以上、平成31年度の施策について申し上げました。 本市は、島根県西部の中核都市であります。市政運営におきましては、島根県の協力や近隣市町との連携を深め、多様化する行政課題の解決に努め、元気な浜田の実現に向けて取り組んでまいります。議員各位におかれましても、一層のご理解、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。以上で平成31年度施政方針の表明を終わります。 ○議長(川神裕司) 教育長。            〔石本一夫教育長 登壇〕 ◎教育長(石本一夫) 私は、市長の施政方針を受け、教育委員会を代表して平成31年度の教育方針を申し述べ、皆様のご理解をいただきたいと思います。 なお、本年5月からは新天皇のご即位に伴い新たな元号になりますが、施政方針と同様に、教育方針におきましても、元号を全て平成として統一して申し述べさせていただきます。 昨年8月、浜田市で開催された全国中学校体育大会体操競技選手権大会は、出場した地元の旭中学校及び第一中学校選手の大健闘により、感動の多い大会となりました。準備段階からご指導いただきました島根県体操協会及び浜田市体操連盟の皆様、猛暑の中献身的に大会運営に当たっていただいた市内中学校の生徒及び先生方、ご声援いただきました市民の皆さんに改めてお礼を申し上げます。 平成31年度は、浜田開府400年という大きな節目の年であります。次代を担う子どもたちが浜田の歴史や文化について学習を深め、将来の浜田を考える取り組みを推進してまいります。 平成30年度及び平成31年度は、中・長期的な展望に立って、今後の教育推進の方針などを検討、決定する極めて重要な時期であると捉えています。 まず、スポーツ施設につきましては、現在、スポーツ推進審議会の答申を踏まえ、各地域の現状と市民の皆さんや各競技団体から意見をいただきながら、浜田市スポーツ施設再配置整備計画の策定に取り組んでおります。しかしながら、野球場及び陸上競技場など、さらに検討が必要な施設もあり、計画策定に向け引き続き取り組んでまいります。 また、小・中学校の適正配置及び整備につきましては、先日学校統合計画審議会から出されました答申を尊重するとともに、保護者、地域や市民の皆さんの意見を大切にしながら、学校統合計画を策定し、あわせて校舎建設などの方針についてもお示ししたいと考えております。 さらに、公立幼稚園につきましては、市民サービス向上の観点から、幼稚園受け付け業務などを保育所、認定こども園業務の担当課である子育て支援課で一体的に行うこととし、4月から窓口の一本化を行います。また、原井幼稚園と石見幼稚園の統合幼稚園を検討してまいりましたが、原井幼稚園は平成31年度の入園申し込みがなく、平成31年度は休園とすることにいたしました。平成30年度末に行う子ども・子育て支援事業計画策定のためのニーズ調査の結果も踏まえて、今後の公立幼稚園のあり方を検討してまいります。 毎年申し上げておりますが、教育の原点は人権尊重の精神を全ての教育の基底に据えて取り組むことであると考えています。大人や子どもたち一人ひとりの人格や個性の違いをお互いに認め合い、自分の人権とともに、他の人の人権を守るための実践行動につながる教育を進めてまいります。各学校や公民館などで開催される人権集会や講演会の支援を行うとともに、昭和59年度に始まった児童・生徒や一般の方を対象とした人権作品コンクールも継続実施し、差別やいじめのない人権尊重のまちづくりを推進してまいります。 以上のことを踏まえて、具体的には学校教育、社会教育、文化芸術の振興、文化財の調査及び保存の四つの項目について申し述べます。 まず、学校教育についてであります。 学校教育におきましては、ふるさと郷育の推進、学力向上総合対策の推進、特別支援教育の充実の三つを重点として取り組んでまいります。 ふるさと郷育の推進につきましては、各地域の特色ある資源を生かし、子どもの生きる力の育成、ふるさとへの愛着や誇りの醸成、地域に貢献しようとする意欲の喚起などを目指し、学校教育及び社会教育の両面から取り組んでまいります。特に、幼稚園と小学校では、平成28年度から豊かな浜田の自然を生かしたさまざまな自然体験活動推進事業を実施しておりますが、平成31年度からは活動や各教科などの狙いや内容と関連を図りながら、海洋教育を推進するために、モデル校を指定して取り組んでまいります。 学力向上総合対策につきましては、学習指導要領改訂のポイントである資質、能力の育成を目指す主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善が最も重要と考えています。児童・生徒のお互いのかかわり合いを通して、一人ひとりが学びを深めることのできる協調学習の手法について、引き続き研究指定校を定めて研究実践に取り組んでまいります。また、学校図書館活用教育、調べる学習コンクール、算数・数学アドバイザーによる研究指定校制度なども継続して実施し、授業改善を図りながら学力向上につなげてまいります。 一方、教員の授業力向上を目指し、スーパーティーチャー示範授業研修、指導主事による訪問指導、研究指定校による公開授業及び研究協議の実施などにより、教員の研修の機会を確保するとともに、浜田市教育研究会の活動に対しても支援してまいります。 学力向上のためには、家庭学習の充実やメディア接触時間の適正化も大きな課題となっており、小中連携教育の重要な取り組みの一つとして、学校と家庭が一層の連携協力を図り、取り組みを推進してまいります。 特別支援教育の充実につきましては、福祉部局と連携した相談支援チームによる巡回訪問の充実や、平成30年度に設置された島根県幼児教育センターとの連携により、特別な配慮を必要とする子どもの早期発見、早期支援に努めるとともに、引き続き特別支援教育担当指導主事の配置により、相談体制の充実や特別支援教育担当教員の研修など、教員の資質向上を図ってまいります。 青少年サポートセンターにつきましては、中学校及び高等学校や浜田市教育支援センターやまびこ学級との連携をより深めるため、学校教育課内の組織として再編し、ひきこもりやニート、不登校など、社会生活を円滑に営む上でさまざまな困難を有する子ども、若者の育成支援に取り組んでまいります。 教職員の働き方改革につきましては、浜田市校長会と連携し、業務改善を進める基礎としての時間外勤務時間の確実な把握を行い、国のガイドラインを参考とした業務改善に取り組んでまいります。また教職員の負担軽減を図るための校務支援システム導入についても、浜田教育事務所管内市町で引き続き検討してまいります。 中学校の部活動につきましては、その教育的意義は大きいものでありますが、一方で、長時間の活動による生徒の疲労蓄積や顧問の大幅な超過勤務などが課題となっております。現在、浜田市中学校の部活動ガイドラインを浜田市中学校長会と策定中であり、今年4月から実施する予定であります。 次に、社会教育についてであります。 社会教育の拠点である公民館につきましては、新たな地域づくりの拠点として、公民館本来の目的である人づくりに加えて持続可能な地域づくりを支援するため、地域課題を地域住民が共有し、解決に向けて主体的に学び活動する取り組みを支援してまいります。 地域学校協働活動は、地域住民、保護者、地域の団体など幅広い皆さんの参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、学校を核とした地域づくりを目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携して行う活動であり、社会教育に新しく位置付けられています。平成27年度から取り組んでいるはまだっ子共育プロジェクトがこの活動そのものであり、次代を担う子どもたちを育むとともに、活動にかかわる大人たちも学び、高まっていく活動を、中学校区ごとのネットワークの充実を図りながら推進してまいります。 教育の魅力化につきましては、現在、浜田市県立高等学校支援連絡協議会を設置し、市内県立高等学校3校の魅力化を支援していますが、3校のさらなる魅力化について検討してまいります。また、地元企業などの支援促進を図るための組織づくりもあわせて検討してまいります。 家庭教育支援につきましては、子育て世代の不安解消に向け、浜田市版家庭教育支援プログラムHOOP!(浜田親子共育応援プログラム)のPRと活用の促進に努めてまいります。 次に、スポーツ振興についてであります。 スポーツは、体力向上や健康増進を図ることのみならず、地域交流の促進や地域の一体感の醸成につながることや、ルールやマナーを学ぶなど、その役割は多岐にわたると考えます。浜田市体育協会やスポーツ推進委員、各競技団体と協力し、引き続き競技力の向上及び競技の普及、心身の健康を養う軽スポーツの推進に努めてまいります。 また、運動施設の安全対策及び利用者などの利便性の向上を図るため、浜田市野球場のスコアボードの電光掲示板への改修工事や防球ネットの設置などを行ってまいります。 次に、図書館につきましては、各館が備える図書館機能を十分に発揮して利用者のニーズに応えるほか、移転計画のある旭図書館、弥栄図書館については機能の拡充を検討してまいります。また、移動図書館ラブック号の積極的な運用を行い、より多くの地区で本の貸し出しが可能となるよう努めてまいります。さらに、市民ボランティア団体と協働して、幅広いイベントの開催を検討し、広く市民に愛される図書館運営を目指します。 次に、芸術文化の振興についてであります。 芸術文化の振興につきましては、浜田市文化協会と連携し、市内の多種多様な文化、芸術活動などに取り組む皆さんや芸術文化団体の活動が活性化するよう支援してまいります。具体的には、第51回浜田市美術展、スクールコンサート、芸術と文化のまちづくり事業、及び石本正日本画大賞展の開催、JICA美術教育支援事業によるブータン王国研修生受け入れなどを支援し、芸術文化の振興に取り組んでまいります。また、石央文化ホール、世界こども美術館、石正美術館の自主事業や企画展覧会などについても支援、協力するとともに、施設改修についても計画的に進め、利用者の利便性の向上など、管理運営の改善に努めてまいります。 次に、文化財の調査及び保存についてであります。 文化財につきましては、貴重な文化遺産の保護、継承と情報の収集、発信に努めてまいります。 浜田開府400年に向けて整備を進めている城山公園につきましては、県指定史跡である浜田城跡の保存を前提としながら、関係機関と調整を図り、10月までの完了を目指すとともに、学術的な調査につきましても継続して取り組んでまいります。 浜田城資料館につきましては、歴史的建造物である御便殿を生かしながら、浜田城や北前船について展示、紹介する施設として内部の改修を行い、10月には開館できるよう準備を進めてまいります。 仮称浜田歴史資料館につきましては、浜田の歴史と文化を振り返り、ふるさとへの愛着や誇りを育むとともに、将来に向けて伝承していく拠点となる施設であります。4月には検討組織を立ち上げ、これまでの検討の経緯や市議会及び市民の皆さん方のご意見、浜田市の財政状況なども十分に説明する中で、その必要性も含め検討し、秋ごろまでに一定の方向性を出したいと思います。 また、各自治区支所の空きスペースを活用して、新たに文化財の展示スペースを設け、より多くの皆さんに地域の歴史文化に触れていただく機会を増やしていきたいと考えています。 市誌編さんにつきましては、浜田開府400年を機に、今後のスケジュールなどの基本方針をお示ししたいと考えております。文化財の総合的把握を目指し、合併後広くなった浜田市の多様な歴史文化をまとめるための資料調査に努めてまいります。以上、平成31年度の教育方針について申し述べましたが、これらの方針、施策を実現していくために、教育委員会は市長との連携を密にして、学校や家庭、地域の理解と協力を得て取り組んでまいります。 議員並びに市民の皆様には、一層のご支援ご協力をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(川神裕司) この際、暫時休憩いたします。なお、再開は11時25分といたします。            午前11時11分 休憩            午前11時24分 再開 ○議長(川神裕司) 休憩前に引き続き会議を再開します。 これより市長提出議案の提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第5、議案第1号浜田市ケーブルテレビ施設条例の一部を改正する条例について及び日程第6、議案第2号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第1号浜田市ケーブルテレビ施設条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の1ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の1ページをお開きください。 この改正は、三隅自治区において、ケーブルテレビのインターネットサービスで新たに高速ブロードバンドのサービスを開始することにあわせ、インターネット回線の区分及びこれに伴う使用料を改正するものでございます。 附則といたしまして、施行期日は平成31年10月1日といたしております。 また、準備行為は施行日前においても改正後のインターネット回線の区分に応じた利用の承認を得ることができるものとし、経過措置はその手続がなかった場合には改正前の区分に近い区分の利用の承認を得たものとしております。 続きまして、議案第2号浜田市防災行政無線施設条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の3ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の2ページをお開きください。 この改正は、三隅自治区において、今年度防災行政無線の屋外拡声子局を増設することに伴い、その設置場所を定める別表第1に東平原上集会所付近として1施設を追加するものでございます。 附則といたしまして、施行期日は平成31年4月1日といたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第7、議案第3号浜田市手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。都市建設部長。 ◎都市建設部長(石田満弘) 議案第3号浜田市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の5ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の3ページをご覧ください。 今回の条例改正は、建築基準法の一部改正に伴い、既存建築物の有効活用として新たに追加された用途変更、転用等の申請手続に係る手数料を追加するため、所要の改正を行うものであります。 改正の概要をご説明いたします。 まず、第1号についてでございます。 現行の建築基準法では、既存建築物の用途を変更する場合、一度に現行の基準に適合させなければなりませんが、この度の法改正により、知事または市長による全体計画の認定を受けることで、段階的に改修工事を実施してもよいこととなりました。第1号は、その認定の事務に要する手数料を定めるものであります。 次に、第2号につきましては、第1号の全体計画認定の変更認定の事務に要する手数料を定めるものであります。 第3号につきましては、この度の法改正により、既存建築物を一時的に工業場等の別の用途に転用する場合、知事または市長による仮設許可を受けることで、一部の規定が緩和される制度ができました。第3号は、その仮設許可の事務に要する手数料を定めるものであります。 なお、手数料の額は、島根県及び県内の他市と同額としております。 附則としまして、この条例は公布の日または建築基準法の一部を改正する法律の施行の日のいずれか遅い日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第8、議案第4号浜田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第4号浜田市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の8、9ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の5ページをご覧ください。 この改正は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令の一部が改正され、災害援護資金の貸し付けに関し被災者ニーズに応じた貸し付けを実施することができることとされたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、貸付利率について、据置期間経過後は転貸の場合を除き市町村の判断に基づき年3%以内で低い利率とすることが可能となったため、規則で別途定めることとし、また償還方法について、これまでの年賦償還に半年賦償還と月賦償還を加え、被災者の返済負担を軽減するものでございます。 なお、施行期日は平成31年4月1日としております。 また、経過措置としまして、改正後の条例第14条及び第15条第3項の規定は、施行の日以後に生じた災害により被害を受けた世帯の世帯主に対する災害援護資金の貸し付けについて適用し、同日前のものについては従前の例によるものといたしております。以上、よろしくご審議賜りますよう申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第9、議案第5号浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例についてを議題とします。市民生活部長。
    ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第5号浜田市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の10ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料6ページをご覧ください。 本条例においては、中学校卒業後から20歳未満の慢性呼吸器疾患等の16疾患に係る入院について所得制限を設けて医療費の助成を行っております。今回の改正理由につきましては、所得税法の一部改正により、平成30年分以降の所得から控除対象配偶者の擁護の範囲が狭くなったところでありますが、この医療費助成の所得制限の対象につきましては範囲を狭めることなく今までと同様にするため、所要の改正をするものです。 概要としましては、第2条の被保険者等の定義について従前と同じ意味内容となるよう、控除対象配偶者を同一生計配偶者に改正します。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行します。 経過措置といたしまして、入院をした最終日が施行日から平成31年6月30日までの間の日である療養または医療に係る助成については平成29年中の所得を用いることから、改正前の規定を適用することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第10、議案第6号浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第6号浜田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の12、13ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の7ページをご覧ください。 今回の改正は、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整理等に関する省令にあわせて放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことにより、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、大学制度の中に新たな高等教育機関として専門職大学が設けられたことに伴い、放課後児童支援員の資格要件に専門職大学の前期課程の修了者を追加するものでございます。 なお、施行期日は平成31年4月1日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第11、議案第7号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第7号浜田市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の14ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料8ページをご覧ください。 本案は、国民健康保険料について負担の適正化を図るため、当該保険料の基礎賦課限度額を3万円引き上げ61万円に、所得の少ない被保険者に対して課する保険料の算定に係る基準を見直し、保険料軽減世帯の拡大を図る必要から、所要の改正を行うものです。 附則といたしまして、施行期日を平成31年4月1日としています。 また、経過措置といたしまして、国民健康保険料の改正規定は平成31年度以降の年度分の保険料について適用し、平成30年度分までの保険料については従前のとおりとしております。以上、詳細につきましては逐条をご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第12、議案第8号浜田市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例についてを議題とします。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(前木俊昭) 議案第8号浜田市予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の16、17ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の9ページをご覧ください。 この改正は、平成31年4月の機構改革に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、浜田市予防接種健康被害調査委員会の庶務を担当する課の名称を地域医療対策課から健康医療対策課に変更するものでございます。 なお、施行期日は平成31年4月1日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第13、議案第9号浜田市廃棄物の処理及び清掃等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第9号浜田市廃棄物の処理及び清掃等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の18ページをお開き願います。あわせて、提案条例説明資料10ページをご覧ください。 今回の改正理由につきましては、学校教育法の一部改正に伴い引用条項が変更となったことから、所要の改正をするものです。 概要としましては、一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格要件に専門職大学の前期課程の修了者を追加するものでございます。 附則といたしまして、この条例は施行期日を平成31年4月1日からとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第14、議案第10号浜田市地域集会施設等条例の一部を改正する条例についてを議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 議案第10号浜田市地域集会施設等条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の20ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、議案条例説明資料の11ページをご覧ください。 この改正は、浜田市公共施設再配置方針に基づき、既に自治会、町内会等により管理されている施設について普通財産に移管し地元自治会に無償貸与することに伴い、所要の改正を行うものです。 改正の概要といたしましては、条例第2条に定める別表の戸川生活改善センター、重富生活改善センター、山ノ内生活改善センター、及び和田生活改善センターまでを削除するものであります。 なお、施行期日は平成31年4月1日といたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第15、議案第11号浜田市火災予防条例の一部を改正する条例についてを議題とします。消防長。 ◎消防長(佐々木和文) 議案第11号浜田市火災予防条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の22ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の12ページをご覧ください。 まず、この条例を改正する目的及び理由でございます。 平成24年5月に広島県福山市で発生したホテル火災、また平成25年2月に長崎市で発生した認知症高齢者グループホーム火災などを受けた緊急調査で、全国的に重大な違反のある防火対象物が数多く存在していることが判明しました。このような違反対象物に対して消防機関が命令を行った場合には、対象物等に命令内容を公示することになりますが、それに至るまでには相当の時間を要することから、その間建物の危険性に関する情報が利用者等に提供されない状況にあります。このことから、消防法令に関する重大な違反のある防火対象物について、その法令違反の内容を公表することにより、利用者等の防火安全に対する認識を高め、火災被害の軽減を図るとともに、防火対象物の関係者による防火管理業務の適正化及び消防用設備等の適正な設置の促進に資するため、浜田市火災予防条例の一部を改正するものであります。 次に、改正の概要でございます。 防火対象物の消防用設備等の状況を公表することができる規定を追加するもので、公表をしようとするときは当該防火対象物の関係者にその旨を通知することとしております。公表の対象となる防火対象物及び違反の内容、並びに公表の手続は、規則で定めることとしております。 施行期日は平成32年4月1日とし、施行期日までの間、市民及び防火対象物の関係者に十分周知を行うこととしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第16、議案第12号浜田市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第18、議案第14号浜田市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例についてまでの3件を一括議題といたします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第12号から議案第14号までの3議案についてご説明申し上げます。 まず、議案第12号浜田市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の24ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の13ページをご覧ください。 この条例は、水道事業における給水人口及び1日最大給水量の見直しに伴い、所要の改正を行うものです。 附則といたしまして、施行期日は平成31年4月1日からとしております。 次に、議案第13号浜田市水道事業審議会条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の26ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の14ページをご覧ください。 この議案は、水道事業の円滑な運営を図ることを目的に、浜田市水道事業審議会を設置するため、新たに条例を制定するものです。 それでは、条例の概要について、説明資料に沿ってご説明申し上げます。 本条例は、第1条から第9条までで構成されております。第2条では、所掌事項を定めております。第3条と第4条では、組織と委員の任期について定めております。第8条では、庶務担当部署を定めております。 また、附則といたしまして、施行期日は平成31年4月1日からとし、浜田市水道料金審議会条例は廃止することとしております。さらに、浜田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正を行い、水道事業審議会委員の報酬を日額6,000円と規定するものであります。 次に、議案第14号浜田市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の29ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、提案条例説明資料の15ページをご覧ください。 この条例は、専門職大学の設置等に係る学校教育法の一部改正に伴い、水道法施行令及び水道法施行規則に規定する布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件の基準が改正されたこと、並びに布設工事監督者の資格に係る技術士法施行規則の一部改正に伴い、水道法施行規則に規定する布設工事監督者の資格要件の基準が改正されることから、所要の改正を行うものです。 附則といたしまして、施行期日は平成31年4月1日からとしております。以上、3件の議案につきまして、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第19、議案第15号指定管理者の指定について(浜田市美又温泉国民保養センター)を議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 議案第15号指定管理者の指定についてご提案申し上げます。議案書の31ページをお開きください。 この議案につきましては、現在直営しております施設について次期指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。 施設の概要、指定管理者の候補などの詳細につきましては、別に配付しております指定管理者指定議案説明資料を後ほどご覧ください。 それでは、議案についてご説明申し上げます。 議案第15号浜田市美又温泉国民保養センターにつきましては、公募の結果、西日本トータルサービス株式会社、代表取締役上林裕二を新たに指定管理者とするものです。 指定期間は、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの2年9カ月間とします。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第20、議案第16号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とします。地域政策部長。 ◎地域政策部長(岡田泰宏) 議案第16号浜田市過疎地域自立促進計画の変更についてご説明申し上げます。議案の32ページをご覧ください。 本議案は、浜田市の総合的な計画実施のために、過疎対策事業債を事業費に充てるため、新たに10事業を現行の浜田市過疎地域自立促進計画に追加することとし、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 追加する事業につきましては、33ページからの新旧対照表により説明させていただきます。35ページをご覧ください。 産業の振興の区分1では、しまねお魚センターに仲買売場機能を併設するための整備事業である仮称浜田港公設市場整備事業、アユの種苗生産拠点施設を新規整備するためのアユ種苗生産供給拠点整備支援事業、かなぎウェスタンライディングパークの車両更新や設備改修するためのライディングパーク改修事業、広島事務所の運営経費である広島プロジェクト推進事業の4事業を追加いたします。36ページをご覧ください。 交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進の区分2では、新開集落と小笹集落を連絡する生活道路の拡幅改良工事である七条22号線道路改良事業、上室谷集落と上今分集落を連絡するバイパス道の拡幅改良工事である井野37号線道路改良事業、各自治区の主要な公民館を中心に無料のアクセスポイントを整備する公衆用無線LAN整備事業の3事業を追加いたします。 生活環境の整備の区分3では、老朽化した下水道施設の改修事業である長寿命化改修事業、公共下水道事業と、37ページに移って、長寿命化改修事業、農業集落排水事業の2事業を追加いたします。 教育の振興の区分6では、浜田学校給食センターの設備更新のための共同調理場施設改修機器更新事業の1事業を追加いたします。 また、区分11の過疎地域自立促進特別事業の一覧表につきましては、広島プロジェクト推進事業を再掲として追加するものでございます。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第21、議案第17号平成30年度浜田市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。財務部長。 ◎財務部長(宮崎良一) 議案第17号平成30年度浜田市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1億3,720万円を減額し、補正後の予算総額を400億9,250万5,000円とするものです。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正についてそれぞれ定めております。 次に、別添で配付をしております平成30年度一般会計補正予算(第5号)説明資料をご覧ください。 まず、1、編成概要についてです。 今回の補正予算は、ふるさと寄附金の調整を初め、12月補正予算後に新たに生じた経費、現時点で事業費の確定等に伴い不用額が見込まれる事業について調整を行うものです。 2、予算規模及び3、補正事項は、説明資料のとおりです。2ページです。 1、歳入歳出予算総括表の歳入についてご説明いたします。 1番市税は、決算見込みにより調整を行うもの、10番地方交付税は普通交付税の調整額の復元に伴う調整で、復元後の交付額を107億8,101万2,000円とするものです。 12番分担金及び負担金は、事業費の特定財源を調整するもの、13番使用料及び手数料は決算見込みにより調整、14番国庫支出金及び15番県支出金は事業費の追加や変更に伴い特定財源を調整をするもの、16番財産収入は決算見込みにより調整を行うものです。 17番寄附金は、ふるさと寄附金を10億円から14億2,000万円に増額するもの、18番繰入金の減債基金繰入金は今回の補正予算に伴う収支の調整、ふるさと応援基金繰入金は事業費の特定財源として取り崩しを調整するものです。 20番諸収入は、決算見込みによる調整、21番市債は事業費の追加や変更に伴い借入予定額を調整しております。 次に、歳出についてご説明いたします。3ページの2、事業別の補正事項をご覧ください。概要について整理番号でご説明をいたします。 なお、決算見込みよる不用額の調整及び財源振り替え、特別会計繰出金、浜田地区広域行政組合負担金の調整につきましては、説明を省略させていただきます。 5番です。 5番は、今回の補正予算に伴う収支の調整を行っております。 10番は、バス運行事業者の運行実績の確定に伴う調整です。4ページをご覧ください。 14番は、ふるさと寄附金を10億円から14億2,000万円に増額することに伴う事業費の調整です。飛びますが、8ページをご覧ください。 64番は、医療費の増加に伴う調整、68番は基金積立金の調整を行うものです。10ページをご覧ください。 89番は、事業計画の変更に伴う調整、90番は県事業の実施年度の変更にあわせ事業の実施年度を次年度に先送りするものです。11ページをご覧ください。 92番は、県事業費の変更に伴う負担金の調整です。12ページをご覧ください。 104番は、補助不採択による事業計画の変更に伴う調整、111番は仮称山陰浜田港公設市場の整備に向けた財産の取得を行うもので、詳細については後ほど19ページをご覧ください。13ページです。 125番は、県事業費の変更に伴う調整です。14ページをご覧ください。 127番は、用地取得が遅れたことにより事業費の年度間調整を行うもの、128番は県事業費の変更に伴う調整であります。15ページをご覧ください。 151番は、不用額の調整にあわせて一部事業費の年度間調整を行っております。12ページです。 3、繰越明許費補正は、追加が6件、変更が7件、4、債務負担行為補正は変更が2件となっております。18ページをご覧ください。 5、地方債補正は、記載のとおり、追加が1件、変更が14件となっております。以上、主な補正事項についてご説明をいたしました。 なお、詳細につきましては、予算書の1ページ以降をご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第22、議案第18号平成30年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第18号平成30年度浜田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億3,167万3,000円を増額し、補正後の事業勘定の予算総額を69億2,013万3,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1,092万2,000円を減額し、補正後の直営診療施設勘定の予算総額を2億6,424万7,000円とするものです。 補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、予算書とあわせてご覧願います。 まず、第1点目の編成概要ですが、今回の補正予算は決算見込みに基づく事業費の調整を行うものです。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、説明資料に記載のとおりです。 2ページ、事業勘定、歳入歳出予算総括表の歳入についてです。 1番目の国民健康保険料は、本算定により調整を行うものです。 4番の県支出金は、保険給付費により調整を行うものです。 6番の繰入金は、保険基盤安定繰入金等の減額のほか、直営診療施設運営補助繰入金の調整を行うものです。 次に、歳出ですが、2番の保険給付費は給付実績に基づく調整、5番の保健事業費は決算見込みに伴う調整、6番の基金積立金は条例に基づく前年度決算剰余金の国民健康保険財政調整基金への積み立てに伴う調整、8番の諸支出金は前年度事業費の確定等に伴う国県支出金の精算、返還及び直営診療施設運営費の見込みに伴う調整をそれぞれ行っております。続いて、5ページをご覧ください。 直営診療施設勘定、歳入歳出予算総括表の歳入について、診療収入は決算見込みによるもの、繰入金は事業勘定からの補填金の調整です。 歳出については、総務費、医療費とも不用額の調整であります。 なお、詳細につきましては、予算書の6ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付いたしておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第23、議案第19号平成30年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第24、議案第20号平成30年度浜田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の2件を一括議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第19号から議案第20号までの二つの特別会計につきまして一括して提案させていただきます。 補正の内容につきましては、それぞれ補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、予算書とあわせてご覧ください。 まず、議案第19号平成30年度浜田市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、決算見込みに基づく事業費の調整を行うものでございます。 2点目の予算規模は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ658万4,000円を減額し、補正後の予算の総額を7億4,656万8,000円とするものでございます。 4点目の歳入歳出予算総括表をご覧ください。 歳入の主なものは、使用料370万4,000円、繰越金4万8,000円を増額し、繰入金573万6,000円、市債460万円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、歳出では、下水道費470万円、公債費188万4,000円をそれぞれ減額するものでございます。 詳細につきましては、補正予算書5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第20号平成30年度浜田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、決算見込みに基づく事業費の調整を行うものでございます。 2点目の予算規模は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ728万4,000円を減額し、補正後の予算の総額を6億8,510万円とするものでございます。 4点目の歳入歳出予算総括表をご覧ください。 歳入の主なものは、繰越金10万9,000円を増額し、県支出金87万6,000円、繰入金51万7,000円、市債600万円をそれぞれ減額するものでございます。 次に、歳出では、農業集落排水費568万5,000円、公債費159万9,000円を減額するものでございます。 詳細につきましては、補正予算書5ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第25、議案第21号平成30年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第21号平成30年度浜田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,518万2,000円を減額し、補正後の予算総額を8億25万5,000円とするものでございます。 補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げます。 まず、1点目の編成概要でございますが、今回の補正の主な理由は、保険料等負担金の変更に伴う調整等を行うものとしております。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、記載のとおりです。 4点目の歳入歳出予算総括表の歳入についてですが、後期高齢者医療保険料は島根県後期高齢者医療広域連合による賦課決定に基づきまして調整を行っております。 繰入金は、保険基盤安定繰入金を減額するもの、諸収入は後期高齢者医療広域連合から納付される健康診査受託料の減額を行うものです。 次に、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金は歳入の変更に伴い保険料等負担金を減額するもの、保健事業費は健康診査委託料の減額を行っております。 詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第26、議案第22号平成30年度浜田市水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第22号平成30年度浜田市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開きください。 補正の内容につきましては、資料によりご説明申し上げますので、平成30年度水道事業会計補正予算(第2号)説明資料をご覧ください。 今回の補正は、人件費の調整、建設改良費の減額、企業債発行額の減額等を行うものでございます。 まず、収益的収入及び支出でありますが、収入につきましては、長期前受け金戻入、固定資産売却益の調整で587万2,000円減額し、その計を21億3,105万1,000円とし、支出につきましては、人件費、減価償却費、支払い利息、消費税の調整で599万1,000円増額し、その計を19億6,815万3,000円とするものです。 次に、資本的収入及び支出でありますが、収入につきましては、企業債、固定資産売却代金の調整で2億2,011万9,000円減額し、その計を4億4,259万2,000円とし、支出につきましては、建設改良費の調整で7,522万5,000円を減額し、その計を12億5,934万1,000円とするものです。 詳細につきましては、補正予算書3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第27、議案第23号平成31年度浜田市一般会計予算を議題とします。財務部長。 ◎財務部長(宮崎良一) 議案第23号平成31年度浜田市一般会計予算についてご説明申し上げます。一般会計予算書をご覧ください。1ページです。 第1条は、歳入歳出予算の総額について、歳入歳出それぞれ387億3,000万円とするものであります。 第2条以降は、それぞれ地方自治法の規定に基づき、第2条は債務負担行為、第3条は地方債、第4条では一時借入金の借り入れ最高額を100億円とし、第5条は歳出予算の流用について定めております。 次に、2ページの第1表、歳入歳出予算については、各款及び項ごとの予算額を2ページから6ページに載せております。また、7ページに第2表債務負担行為、8ページには第3表地方債を載せております。なお、当初予算説明資料に議会の議決を要する事項と事業概要をまとめておりますので、これ以降はこの資料によりご説明させていただきます。 それでは、当初予算説明資料1ページの編成概要についてです。 2段落目、平成31年度地方財政計画では、地方の一般財源総額は平成30年度を上回る水準が確保されたものの、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税総額は2.8%の減となったところです。 3段落目、こうした状況を踏まえまして、重要施策に優先的に予算配分を行うため、歳出の徹底した見直しを行うとともに、中期財政計画に沿った予算編成に努めてまいりました。 下から2段落目、この取り組みの結果、平成31年度の一般会計予算総額は387億3,000万円となり、前年度と比較して金額で7億2,000万円の減、率にして1.8%の減となっております。次に、飛びますが、19ページをご覧ください。 当初予算総括表は、一般会計及び特別会計の予算額を一覧表にしております。 次に、20ページの歳入についてであります。対前年度比で増減が大きい事項を中心に概要を説明いたします。 1番の市税は、平成30年度の決算見込みを参考に試算をしております。このうち入湯税は、日帰り入浴客の課税免除に伴い、大幅な減額となっております。 2番の地方譲与税から12番の交通安全対策特別交付金については、地方財政計画や島根県の試算に基づき計上しております。2番のうち森林環境譲与税は、新たに計上するものです。 また、8番の自動車取得税交付金、9番の環境性能割交付金は、10月からの消費税アップに伴い廃止、新設されるものです。 なお、10番の地方交付税のうち普通交付税は、国の地方財政計画によるもの以外に、合併算定替による加算の縮減といった当市独自の要因を考慮したもので、臨時財政対策債を含めた実質的な普通交付税では1億6,000万円の減となっております。 15番の国庫支出金は、高度衛生管理型荷さばき所整備事業の増、10月からの幼児教育無償化に伴い、増額となっております。 16番の県支出金の減は、畜産生産基盤育成強化事業の皆減によるものであります。 17番の財産収入については、遊休資産である土地の売却を見込み、28.8%の増となっております。 18番の寄附金については、ふるさと寄附を前年度と同額の10億円で見込んでおります。 19番の繰入金についてであります。 財政調整基金繰入金は、当初予算の収支調整として取り崩すもの、減債基金繰入金は地方債の繰上償還及びきらめき債の償還財源として取り崩すものです。また、市民生活安定化基金繰入金は、前年度と同様に、水道料金上昇抑制のための財源として活用するものです。 22番の市債は、実質的な交付税とも言える臨時財政対策債が1億6,000万円の減となっております。投資的経費の規模も減となっており、これに伴い、市債全体でも9.0%の減となっております。21ページをご覧ください。 自主財源、依存財源の状況についてであります。 自主財源は、昨年と同規模となっておりますが、10月以降の幼児教育無償化の影響により、分担金、負担金は減となっております。なお、ここ数年は、ふるさと寄附の確保により、比率は改善傾向を示しております。 次に、歳出の目的別状況の主な増減要因であります。 議会費は、タブレット会議システム導入事業の減、総務費は分庁舎整備事業やアナログ防災行政無線スプリアス規格適合事業の減、民生費は10月以降の幼児教育無償化の影響による市立保育所保育事業や私立保育所の施設整備に対する支援の増、衛生費は水道事業会計繰出金やストックヤード整備事業の減です。 労働費は、勤労者福祉対策事業資金の減、農林水産業費は農業拠点施設整備や畜産生産施設整備に対する支援の減、商工費は指定管理者制度へ移行に伴う美又温泉国民保養センター運営費の減によるものです。 土木費は、統合型GIS更新による増、消防費は消火栓更新や消防団車庫新設による増となっております。 教育費は、小・中学校普通教室へのエアコン整備を平成30年度補正予算対応としたことによる減、公債費は繰上償還の増によるものです。 次に、22ページの性質別経費の状況の主な増減要因についてです。 1番の義務的経費の人件費については、給与改正の影響はあるものの、職員数の減少による減となっております。扶助費については、10月以降の幼児教育無償化の影響や、障がい者福祉の延びによる増となっております。 2番の投資的経費については、災害復旧費の減や畜産生産施設整備に対する支援の終了により、全体で18.3%の減となっております。 3番の補助費等については、水道事業会計繰出金の減等により減となっております。 次に、23ページでは債務負担行為の状況、24ページには地方債の状況を記載しております。 25ページ、一般会計予算額の推移は、市町村合併後の当初予算及び最終予算を時系列で比較したものです。なお、平成31年度当初予算は、過去4番目の予算規模となっております。26ページの決算分類表とともに、参考資料としてご覧ください。 次に、27ページと28ページにつきましては、これまで説明いたしました一般会計の概要を図化したものです。上段の左側は歳入の科目別構成比、右側に歳出の性質別区分の構成比を載せております。下段の左側には歳入歳出予算の対前年度比率を、右側には決算見込みとしての財政指標、また市債及び基金残高の前年度比較を載せております。当市の財政構造や財政運営の特徴をあらわすものでありますので、参考資料としてご活用ください。 次に、29ページから30ページまでの地域振興基金の活用状況では、地域振興基金を活用した自治区事業について全件を掲載しております。31ページをご覧ください。 中山間地域の活性化のための共通事業を一覧で掲載しております。 32ページから33ページまでのふるさと寄附金充当事業は、ふるさと応援基金を取り崩して充当する事業のうち予算充実分を一覧で掲載しております。 次の事業概要では、34ページ以降に一般会計及び地方公営企業会計を除く特別会計について、それぞれの事業概要を載せております。 なお、個別の事業につきましては、本日の議会全員協議会において部単位でご説明することとなっております。また、説明資料においては、前年比較の欄にそれぞれ新規、拡充、縮減、皆減と記載しておりますので、審査に当たっての参考としてください。以上、主な事項についてご説明をいたしました。 なお、詳細につきましては、予算書の9ページ以降をご参照の上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第28、議案第24号平成31年度浜田市国民健康保険特別会計予算を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第24号平成31年度浜田市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。あわせて説明資料の275ページをご覧ください。 第1条第1項は、事業勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ65億5,665万8,000円に、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億7,297万3,000円と定めるものでございます。 同条第2項は、事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は表歳入歳出予算によるとしております。 第2条は、一時借入金の借り入れ最高額を9億円と定め、第3条は歳出予算の流用について定めております。 それでは、事業勘定の歳入について、主な事項のみご説明申し上げます。予算書の2ページをお開きください。 1番目の国民健康保険料10億7,072万4,000円は、平成30年度からの国保運営の都道府県単位化により島根県へ払う国保事業費納付金を納めるために必要な額を計上しております。 5番の県支出金48億1,853万円は、同じく制度改正により保険給付費の全額や市町村の特別事情により交付される保険給付費等交付金を計上しています。 7番の繰入金6億5,549万1,000円は、保険料の軽減などや事務費、国保直営診療所の運営費補助について計上しています。 次に、歳出につきましても、主な事項のみご説明申し上げます。3ページをご覧ください。 2番の保険給付費46億5,333万円は、過去3年間における給付費の実績等を勘案して計上しています。 5番の保健事業費8,722万3,000円は、特定健康診査及び特定保健指導事業に係る事業費と、脳ドック及び人間ドック等に係る保健衛生普及費のほか、医療費適正化に係る事業費を計上しております。 続きまして、直営診療施設勘定についてご説明申し上げます。予算書の5ページをお開きください。 歳入について、主な事項のみご説明申し上げます。 1番の診療収入1億6,928万8,000円は、平成30年度診療収入の実績見込みに基づいて計上しています。 次に、歳出についても、主な事項のみご説明申し上げます。6ページをご覧ください。 2番の医業費6,506万3,000円は、処方薬剤及び医療用消耗品購入等に係る経費、並びに医療用器械器具の保守管理費及び購入経費を計上しております。 3番の公債費は、過疎対策債等の償還分となっております。 なお、事業勘定の詳細につきましては予算書の7ページ以降に、また直営診療施設勘定につきましては65ページ以降に、歳入歳出予算事項別明細書、給与費明細書及び地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第29、議案第25号平成31年度浜田市駐車場事業特別会計予算を議題とします。総務部長。 ◎総務部長(砂川明) 議案第25号平成31年度浜田市駐車場事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。特別会計予算書の1ページをご覧ください。 歳入歳出予算の総額につきましては、歳入歳出それぞれ3,277万4,000円とするものでございます。 2ページからの表、歳入歳出予算につきましては、款及び項ごとの予算額を記載しており、歳入は2ページに、歳出は3ページに記載をいたしております。また、別冊で配付しております当初予算説明資料の294ページから295ページに事業ごとの予算概要を記載しておりますので、あわせてご覧ください。 次に、2ページの歳入についてでございます。 1の事業収入では、指定管理者からの納付金と駐車場利用券の販売収入等を計上いたしております。 2の財産収入は、この特別会計の財政調整基金の運用利子で、3の繰入金は財政調整基金からの繰入金、4の繰越金は前年度繰越金でございます。 次に、3ページの歳出でございます。 1の駐車場費では、公課費、財政調整基金積立金、二つの駐車場の管理運営費を計上いたしております。 また、2の公債費では、道分山立体駐車場の元利償還金を計上をいたしております。 詳細につきましては、4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書及び地方債に関する調書を添付いたしておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第30、議案第26号平成31年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算を議題とします。産業経済部長。 ◎産業経済部長(田村洋二) 議案第26号平成31年度浜田市公設水産物仲買売場特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。あわせて、当初予算説明資料の296ページ、297ページに歳入歳出状況を記載しておりますので、ご覧ください。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,591万5,000円と定めるものであります。 それでは、予算書の3ページの表、歳入歳出予算の歳出からご説明申し上げます。 水産物仲買売場費は、1,591万5,000円で、指定管理者への委託料、使用料及び賃借料等の施設の維持管理に要する経費を計上しております。 次に、予算書の2ページの表、歳入歳出予算の歳入をご説明申し上げます。 仲買売場の利用に伴う使用料及び手数料として1,584万円、財産収入として7万2,000円、前年度繰越金として1,000円、雑収入として2,000円を計上しております。 なお、詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書、債務負担行為に関する調書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第31、議案第27号平成31年度浜田市公共下水道事業特別会計予算から日程第34、議案第30号平成31年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算までの4件を一括議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第27号から議案第30号までの四つの特別会計について一括して提案させていただきます。 まず、議案第27号平成31年度浜田市公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 予算書の第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億9,848万9,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は7,250万8,000円、国庫支出金は4,100万円、繰入金は4億3,095万4,000円、市債は1億5,190万円などであります。 次に、3ページの歳出につきまして、下水道費は2億5,804万7,000円、公債費は4億4,044万2,000円であります。 詳細につきましては、予算書5ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第28号平成31年度浜田市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 予算書の第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億4,847万1,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は8,388万8,000円、県支出金は120万円、繰入金は3億8,159万円、市債は1億8,140万円などであります。 3ページの歳出につきましては、農業集落排水費が1億6,895万7,000円、公債費が4億7,951万4,000円であります。 詳細につきましては、予算書5ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第29号平成31年度浜田市漁業集落排水特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,358万8,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は1,388万2,000円、繰入金は2,967万8,000円などであります。 3ページの歳出につきましては、漁業集落排水費が1,340万9,000円、公債費が3,017万9,000円であります。 詳細につきましては、予算書4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第30号平成31年度浜田市生活排水処理事業特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,641万2,000円と定めております。 2ページの歳入の主なものは、使用料及び手数料は1,750万5,000円、繰入金は3,890万6,000円などであります。 3ページの歳出につきましては、生活排水処理費が4,141万3,000円、公債費が1,499万9,000円であります。 詳細につきましては、予算書4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。よろしくご審議賜りますようにお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第35、議案第31号平成31年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。市民生活部長。 ◎市民生活部長(斗光秀基) 議案第31号平成31年度浜田市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 第1項は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億8,726万4,000円と定めるものです。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を表、歳入歳出予算によるとしております。それでは、予算書の2ページをお開き願います。 歳入からご説明申し上げます。 後期高齢者医療保険料は、広域連合から示された保険料の収入見込み額として5億2,493万2,000円を計上しております。 使用料及び手数料20万円は督促手数料、繰入金2億2,832万2,000円は職員人件費、事務費及び保険料軽減に係る基盤安定負担金の合計額であります。 諸収入の主なものとしましては、後期高齢者医療広域連合からの健康診査受託料2,040万6,000円と、雑入として広域連合へ派遣しております職員2名の人件費1,190万2,000円を計上しております。 次に、3ページの歳出です。 総務費は、3,149万6,000円で、職員人件費及び事務費、後期高齢者医療広域連合納付金7億3,292万円は、浜田市が被保険者から収納する保険料と一般会計から繰り入れる低所得者に対する保険料軽減分の基盤安定負担金を合算した額、これを計上しております。 保健事業費2,134万8,000円は、後期高齢者医療広域連合からの委託を受け健康診査を実施するための経費でございます。 諸支出金150万円は、過年度分保険料の還付金及び加算金です。 詳細につきましては、予算書の4ページ以降に歳入歳出予算事項別明細書及び給与費明細書を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第36、議案第32号平成31年度浜田市水道事業会計予算及び日程第37、議案第33号平成31年度浜田市工業用水道事業会計予算の2件を一括議題とします。上下水道部長。 ◎上下水道部長(河野正雄) 議案第32号平成31年度浜田市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 第3条では、収益的収入及び支出の額を定めており、収入は水道事業収益を21億5,427万3,000円とし、その内訳は、営業収益13億790万4,000円、営業外収益8億3,636万8,000円、特別利益1,000万1,000円であります。 支出につきましては、水道事業費用を19億9,933万6,000円とし、その内訳は営業費用17億4,117万8,000円、営業外費用2億5,405万8,000円、特別損失300万円などであります。 第4条では、資本的収入及び支出の額を定めております。資本的収入の額を9億1,974万9,000円とし、その内訳は、国庫補助金1億1,666万6,000円、他会計補助金3億2,321万2,000円、工事負担金7,975万2,000円、企業債4億円などであります。 資本的支出の額は、15億7,457万6,000円で、その内訳は、建設改良費8億738万円、企業債償還金7億6,719万6,000円であります。 なお、資本的収入及び支出の不足額6億5,482万7,000円につきましては、記載のとおり補填をいたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、あわせてご参照ください。 続きまして、議案第33号平成31年度浜田市工業用水事業会計予算についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。 第3条では、収益的収入及び支出の額を定めており、収入は工業用水事業収益が1億2,807万8,000円で、その内訳は、営業収益が9,957万5,000円、営業外収益が2,850万3,000円であります。 支出は、工業用水道事業費用が1億2,218万5,000円で、その内訳は、営業費用が1億1,485万2,000円、営業外費用が633万3,000円などであります。 第4条では、資本的収入及び支出の額を定めており、収入につきましては、工事負担金が451万4,000円であります。 支出につきましては、総額が2億1,807万7,000円で、その内訳は、建設改良費が7,421万6,000円、企業債償還金が1,386万1,000円、一般会計繰出金1億3,000万円であります。この一般会計繰出金でございますが、本事業の利益剰余金につきまして、かねてよりその有効な活用が求められ、検討してまいりました。その結果、このほどの上水道事業の料金改定に係る激変緩和措置の財源として、地方公営企業法第32条第4項の規定に基づき、1億3,000万円を一般会計繰出金として繰り出し、処分することとしたものであります。 なお、資本的収支の不足額2億1,356万3,000円につきましては、記載のとおり補填いたします。 詳細につきましては、3ページ以降に予算実施計画、給与費明細書等を添付しておりますので、ご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(川神裕司) 日程第38、同意第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。副市長。 ◎副市長(近重哲夫) 同意第1号人権擁護委員候補者の推薦についてご説明申し上げます。同意議案の1ページをお開きください。また、別に候補者の略歴を参考資料として配付をいたしておりますので、後ほどご覧ください。 本件は、人権擁護委員の松山レイ子氏、竹田聰氏、上野壽友氏、日ノ原勝惠氏が平成31年6月30日をもって任期満了となりますので、後任の候補者の推薦について、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 推薦に当たりましては、職務内容と候補者の経歴等を十分考慮いたしました結果、松山レイ子氏、坂本弘志氏、来栖芦彦氏、高橋久美子氏をそれぞれ適任者と認め推薦いたしたいと存じます。よろしくご同意いただきますようお願い申し上げます。 なお、参考欄には任期と根拠法を載せております。 ○議長(川神裕司) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会します。皆様ご苦労さまでした。            午後0時38分 散会        ────────────────────────── △1.議員派遣報告書 (緊急を要した場合の議長決定によるもの)件    名派 遣 目 的派遣場所派遣期間派遣議員浜田市議会 議員研修会議員が一堂に会して、議 会の活性化等に向けてよ り研鎖を積むための研修 会に出席するため浜田市平成31年1月29日 (1日間)三浦 大紀議員 沖田 真治議員 西川 真午議員 村武まゆみ議員 川上 幾雄議員 柳楽真智子議員 串崎 利行議員 小川 稔宏議員 野藤  薫議員 上野  茂議員 飛野 弘二議員 笹田  卓議員 布施 賢司議員 岡本 正友議員 芦谷 英夫議員 佐々木豊治議員 道下 文男議員 田畑 敬二議員 西田 清久議員 澁谷 幹雄議員 川神 裕司議員 西村  健議員 牛尾  昭議員...